施術詳細

まずは患者さんの状態をお尋ねしつつ、必要に応じて徒手検査を行ってから施術をしていきます。頭部、肩背部、腰背部、頚部、手足の施術時には全身施術を行いますが、これらの施術は、京都の「気の科学研究所」の福田龍博先生の整体的手法を加味しているのが特徴です。一連の施術のなかでは部位に応じて鍼とともに電気温灸を用いて相乗効果を図ります。内蔵由来の不調には、通常の鍼とは異なる効果が見込める高麗手指鍼の施術も可能です。伏臥位（うつ伏せ）、仰臥位（仰向け）の両方になっていただくこともしばしばですが、側臥位（横向き）以外が難しい方などは可能な体勢のみで施術いたします。

「ひどいときは頭が割れるように痛む…」そんな方は、往々にして肩はもちろん頚のこりもひどい方が多いようです。さらに頭に触れた際に痛みを感じるツボが、ご本人が驚かれるほど多数あることも。そのような場合はしばしば、頚部に変な力が入らないよう座位（椅子に座っていただく）で額は机の上の枕に当てた姿勢での施術を行います。もちろん伏臥位（うつ伏せ）の場合もあります。私の経験上、頚部（電気温灸も加えます）と頭部への鍼は、片頭痛などの頭痛に効果が見込める施術です。施術後、ご希望の方には「頭蓋クラニアル」なども加え、さらに気持ちのよい状態で帰っていただきます。その施術時間は10分前後です。

▼備考
・当院では、「手指鍼」とはいわず「手の鍼」と呼ぶ場合もあります。